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ヨガの種類
Iyengar yogヨガの種類 アイアンガーヨガ
アイアンガーヨガは、インドのヨガ指導者、B.K.S.アイアンガー師が開発し、
近代的なヨガに大きな影響を与えたヨガのひとつだと言われます。
解剖学や心理学に基づいて伝統的なヨガの基礎を研究し、改善したものです。自分の身体を意識することで隅々まで神経を巡らせ、必要に応じたプロップス(補助道具)を使用しながらひとつひとつのアーサナ(ポーズ)を完成していきます。プロップスを使用するために老若男女誰もが無理なく行える点が特徴です。自己の身体を観察しながら見つめ直し、全てのアーサナをサンスクリット語で学びます。
アイアンガーヨガの特徴
幅広い人が最大限の効果を
得られるヨガ
6歳からお年寄りまで出来る「アイアンガーヨガ」では、ひとりひとりの体調や特性に合わせて無理のないヨガを行います。人それぞれに対するヨガの効果を最大限に引き出すことが出来、身体が硬い人、運動不足の人でも安心して行うことが出来ます。
ポーズや動きが厳密に
規定されたヨガ
「アイアンガーヨガ」では正確なアライメント(身体の各部位の配置)やアーサナ(ポーズ)が重視されています。例えば身体の裏側を伸ばす目的がある場合、ただ立っているだけでは身体の歪みや姿勢の悪さによって簡単にはまっすぐ伸びません。そのような場合、アイアンガーヨガでは身体が反ったり傾いたりするのを防ぐために背中やお尻を壁に付けて身体を正しく伸ばします。
プロップス(補助道具)
の使用
壁、柱、ベルト、タオル、ブロックなど、「プロップス」と呼ばれる補助道具を使用することがアイアンガーヨガの特徴です。難しいポーズでもひとりひとりに適したプロップスによるサポートを受けられるので安心です。過度の緊張やケガに対する不安も感じにくいことでしょう
プロップス(補助器具)について
プロップスは、アイアンガーヨガで使用する補助道具の総称、一般的なヨガマットやヨガベルトやブランケット等もプロップスのひとつです。
アイアンガーヨガのスタジオには天井から吊らされたロープや専用のベンチ等を用意してありところもあり、それらを使用したアーサナの練習も行います。
他にも、肩を地面に着け、腰のあたりに手を当ててつま先から背中までをまっすぐ伸ばす「肩立ち」のアーサナでは、椅子を使って首や肩の負担を最小限に留めるとともにアーサナを少しでも長く保てるようにしますし、また別のアーサナではベルトを使用し身体のアライメントを正し、股関節や胸を正しく開けるようにします。
アーサナやアライメント(身体の各部位の配置)の正確さを重視するアイアンガーヨガだからこそ、プロップスの使用が重要なのです。
アイアンガーヨガの効能・効果
アイアンガーヨガには軟らかく弱い身体のパーツを強め、
逆に硬く緊張しているパーツの柔軟性を養う、また身体をスムーズに動くように
働きかけて疲労回復させるなどの効果があります。
また、このヨガを続けていくと、身体に本来備わる自然治癒力や抵抗力などが高まって病気や怪我、身体の痛みなどに立ち向かえるようにもなります。さらにアライメント(身体の各部位の配置)を意識することで姿勢と身体の構造の不調が緩和されます。他にも、頭頂から足のつま先まで意識を集中させることで集中力が高まるとともに張りつめた心理状態をリラックスさせるという効果もあります。
年齢・性別・健康等を気にすることなく誰でも楽しめるのがアイアンガーヨガです。小さなお子様からお年寄りまで行える点は健康を第一に考える老若男女にとってはきっと朗報ですね。全世界でヨガブームを引き起こしたアイアンガーヨガをインストラクターとなった皆様がさらに広めていきましょう!