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ヨガの種類
Ashtanga yogaヨガの種類 アヌサラガヨガ
身体の負担を極限まで減らし、力を引き出す。
ニューヨークでブームの新しいヨガ。
動作は全て呼吸と共に流れるように行うことから「動く瞑想」とも言われ、ダイナミックな動きと呼吸によって全体のエネルギーを高め身体の奥底から熱を発生させます。
アヌサラヨガ、とは聞きなれない方も多いかもしれません。実はこのアヌサラヨガ、ヨガの中でも特に新しいスタイルのひとつです。
アヌサラとはサンスクリット語で「神聖な流れに乗る」という意味を持ちます。身体の負担を極限まで減らし、力を引き出すことを目的に1997年、ヨガ指導者のジョン・フレンド氏が考案しニューヨークでブームになっている新しいヨガ。解剖学やセラピー要素も取り入れ、人間の潜在能力を引き出してくれると話題です。
「身体が硬くてはヨガが出来ない」や「ヨガは難しい」といったイメージを一転させ、ヨガは誰にでも出来るというというイメージを世間に広げました。
アヌサラヨガの特徴
セラピー要素
アヌサラヨガのベースはインドの「タントラ哲学」に基づきます。タントラ哲学では、人間が本質的には光・美・善を持っている存在であり、「私たち自身の本質は何か」と考えることが提唱されています。このことがひとつの要因となって、アヌサラヨガにはセラピーの要素が含まれることになりました。実際、身体の怪我などを負った患者が、身体機能の回復のために行うリハビリ「フィジカルセラピー」にもアヌサラヨガは活用されています。
誰もが容易に行える
アヌサラヨガでは、「アティチュード(Attitude=意識、意志)、アライメント(=Alignment身体と精神の位置)、「アクション(Action=意識や意思をもっての筋肉の運動や関わり方)」を重視し、体に負担をかけずにその人の潜在的なエネルギーを引き出してくれるヨガです。そのため、ヨガ初心者、身体の柔軟性や筋力、体力に自信がない人、中高年齢層、病後のリハビリを行う人でも安心して行えます。
アヌサラヨガの効能・効果
ストレス解消
セラピー効果が高いアヌサラヨガでは、動作やアーサナはハードなものの、精神的な活動である瞑想と筋力を使う肉体的運動とがバランスよく組み合わされています。そのため、身体を動かしていると自然と心が穏やかになるという効果を得られ、効率の良いストレス解消法のひとつであると言えるでしょう。
リハビリテーション
アヌサラヨガは解剖学や生理学をベースとしており、身体が硬い人や疾病等を抱えた人が身体にさほど負担をかけずにその不調を改善することが出来ます。
アヌサラヨガの
インストラクター資格取得はハード
一般に、アヌサラヨガのインストラクターになるには、ほぼ4年の年月が必要だとされています。まずは「アヌサラヨガ・インスパイアド・インストラクター」と呼ばれる「インストラクターを目指す者(卵)」としてアメリカにある本部に認められ、それからまた2年の年月をかけて様々なことを学んでいかなければならず相応の費用もかかります。そのため、現在登録されている資格保持者は世界でも約220名程度だと言われています。
世界で新たなブームを起こしているアヌサラヨガは、今後ますます人気が出てくるのではないでしょうか。世界でわずか220名ほどしかいないとされるアヌサラヨガのインストラクターの221人目になってみませんか。