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Wordヨガ用語集
ア行
- アイアンガーヨガ
- B.K.S アイアンガー氏が始めたヨガ。ハタヨガ系に分類される。誰もが実施しやすいのが特徴。
- アウェークニングヨガ
- ユーコ・スミダ・ジャクソン氏が編み出した、格闘技やダンスとヨガを組み合わせた、アクティブなヨガ。
- アシュタンガヨガ
- S.Kパタビジョイス氏が確立したヨガ。パワーヨガに分類される。
- アナンダヨガ
- スワミ・クリヤンダ氏が考え出した、精神の安定を追求した古典的なハタヨガ。
- アロマヨガ
- 精油(エッセンシャルオイル)などが焚かれた中で行うヨガ。良い香りが深い呼吸へと導いてくれる。ヨガとアロマセラピーの相乗効果が期待出来る。
- アーサナ(アサナ)
- 元来は、瞑想のための挫法を意味していたが、現在はさまざまなヨガのポーズを指す。
アシュタンガ(八支則)の第3段階。 - アシュタンガヨガ
- 直訳は8本の枝を意味し、「八支則」を指す。サンスクリット語で「アシュタ」は「8」、「アンガ」は「枝」を意味する。
- アシュラム
- ヨガを学ぶための施設のこと。道場や僧院の修業出来る場は宿泊施設も備えているところがある。
- アートマン
- 意識の一番奥深くに存在する真の自分のこと。真我や真実の自己などを意味する。
- アタルヴァ・ヴェーダ
- ヴェーダ文献の一つ。主に呪術的な内容が記されている。
- アジュナ(アジュナチャクラ)
- 眉間の奥に位置し、第三の目と呼ばれている。
- アハンカーラ
- 自我意識のことを指す。
- アロマセラピー
- 精油を用いて心身に働きかける療法。精油や植物による芳香には、外傷や病気の治療だけでなく、ストレス解消やリラクセーション効能がある。
- イシュタヨガ
- アラン・フィンガー氏が確立した、アーユルヴェーダなどにハタヨガをミックスさせたヨガ。サンスクリット語で、個人を意味する「イシュタ」の名の通り、個人に合わせることを重視している。
- 陰ヨガ
- ポール・グリレイ氏が創立したヨガ。長時間同じポーズを取り続けることで、体内の奥深くにある結合組織や経路などを刺激するヨガ。気の通り道である経路に働きかけることで、リラックス効果があると言われている。
- インテグラルヨーガ
- スワミ・サッチダナンダ氏が確立したヨガ。ヨガの真髄を理解するためには、日常生活の全てを学ぶことの重要性を説いている。
- インへール
- 空気を吸い込むこと。英語表記は「inhale」
- イダー/イダー管
- スシュムナーを基準にピンカラ(太陽の軌道)と対になる、月の気道。
- インドリヤ
- 一般的に器官や感覚機能を指すが、元来サンスクリット語では力を意味する。
- ウジャーイ(ウジャイー)
- 喉を閉じて摩擦音を立てる、勝利の呼吸法。
- ウパニシャッド
- サンスクリット語で書かれた書物の総称。ヴェーダ関連の奥義書。
- ウディヤナ・パンダ(ウディヤーナ)
- 横隔膜を引きあげ、腹部を引き締めるハタヨガの技法の一つ。ウディヤナは引き上げを意味する。
- ヴァータ
- 風を意味する。また、アーユルヴェーダの体質論の、体に働きかける三つの体質(ブァータ・ピッタ・カファ)のうちの一つ。
- ウパーンシュ
- マントラをつぶやくようにして唱える方法。
- エクスヘール
- インへールの反意語。空気を吐きだすこと。
- エーカグラター
- 一点集中すること。
- 沖ヨガ
- 戦後、日本で初めてヨガを広めた沖正弘氏が考案したヨガ。禅や陰陽師などの東洋の要素を、インドヨガにミックスさせたスタイル。
- オーム(オウム)
- 「a」「u」「m」の3音からなる聖音。「オーン」と発音されることもある。
- オーガニック
- 化学肥料や農薬を使わず、人や環境に優しい有機栽培によって育てられた農産物のこと。
カ行
- カラリヨガ
- 南インドで古くから伝わる武術、カラリパヤットを取り入れたヨガ。足腰を鍛えるのに適している。
- カルマヨガ
- マザーテレサも実践したとされている、仏教の基本的概念を取り入れたヨガ。
未来に善悪の報いをもたらす「カルマ(業)」を理解し、ヨガを通して神への感謝の気持ちを捧げる。 - 岩盤浴ヨガ(溶岩浴ヨガ)
- 温めた岩盤や天然溶岩の上で行うヨガのこと。岩盤や溶岩には発汗、血液の循環を良くし、新陳代謝を高める効果がある。美肌効果が高いヨガとしても注目される。
- カパラバティ
- 直訳は、光る(パティ)頭蓋骨(カパラ)を意味する呼吸法。頭や肺の空気を換気することでスッキリした感覚になれる。シャット・カルマの一つである。
- 合掌
- 手のひらを胸の前で合わせるポーズ。ヨガの始めと終わりの挨拶でよく行う。
- 完全呼吸
- 上半身全部を使った呼吸。腹式呼吸、胸式呼吸、肩呼吸を組み合わせた呼吸法のこと。
- カースト
- ヒンドゥー教の身分制度のこと。
- カーラ
- サンスクリット語で「時」、「黒」、「死」の意。
- ガタ
- 熱中を意味する。4段階の2段階目にあたる。
- カパ
- 地や水のこと。
- ガンガー
- ヒマラヤ山脈を水源にし、インドを流れるガンジス川のこと。また、神格化されたガンジス川の女神のこと。
- カータカ・ウパニシャッド
- サンスクリット語で書かれたヴェーダ関連の奥義書であるウパニシャッドの文献の一つ。
2編、6章で構成されている。
- キッズヨガ
- 名前の通り、子供のためのヨガ。リラックス効果に加え、幼い頃から姿勢の矯正や体幹を鍛えることが出来る。
- ギヤーナヨガ(ジャニューナヨガ)
- 哲学的な洞察で心理の探求を重視するヨガ。
- キャンドルナイトヨガ
- 電気を消し、キャンドルの灯りの中で行うヨガのこと。冬至などに実施されることが多い。
キャンドルの灯りによるリラックス効果が期待出来る。 - 胸式呼吸
- 肋骨を大きく広げ、肺に空気を入れて胸を膨らませる呼吸法。
- キールタン
- インドバージョンの讃美歌で、楽器などを用いてインドの神の名前などを繰り返し歌う。
- ギー
- バターオイルの一種で、インドを中心に南アジアで古くから作られている。
- クリパルヨガ
- スワミ・クリパル氏の教えの下、アメリカで広められたクリパルヨガ。伝統的なヨガのスタイルを大切にしつつ、現代人が取り入れやすいように考えられている。
- クリヤヨガ
- パラマハンサ・ヨガナンダ氏によって広められたヨガ。古代では科学として、エジプトやギリシャなどで広く知られていた。「クリヤ」はサンスクリット語で、努力、アクションなどを意味する。
- クンダリーニヨガ
- 個々の潜在能力を開花させる、気づきのヨガ。呼吸法、ポーズ、マントラを組み合わせたヨガで、完成度の高いヨガとされている。
- クンバカ
- 呼吸法の一つで、息を吸い込んだ後に息を止めること。
- クレーシャ
- 煩悩のこと。
- ゲーランダ・サンヒター
- ハタヨガの三大教典の一つ。他に、「ハタ・ヨガ・プラディーピカ」「シヴァ・サンヒター」がある。
- 解脱
- 輪廻の迷いから脱することを指す。
- 骨盤矯正ヨガ
- 骨盤のゆがみや開きを整える要素の強いヨガ。骨盤を矯正することで、美しい姿勢になるだけでなく、腰痛を始めとした体の不調を緩和してくれる。ストレスのコントロールにも役立つ。産後の骨盤矯正にもおすすめ。
- ゴーラクシャ・シャタカ
- ハタヨガの教典。
サ行
- サマディ(サマーディ)
- アシュタンガ(八支則)の第8段階。瞑想が深まった、究極の境地のこと。
- サハスラーラ(サハスラーラ・チャクラ)
- 頭頂部にある第7のチャクラ。「サハスラ」は千、「アラ」は千枚の花びらを持つ蓮華をイメージする「輻(や)」を意味する。
- サントッシュ(サントーシャ)
- ニヤマ(勧戒)の一つである。与えられた今の状況や環境を受け入れて、現況に感謝すること。
- サーンキャ哲学
- インド哲学のダルシャナの学派の一つであり、六派哲学(ジャド・ダルシャナ)の一つ。精神原理プルシャと物質原理プラクリティの2つの原理が世界の根源だと想定している。非人情をテーマにした夏目漱石の『草枕』は、サーンキャ哲学の影響を受けたと言われている。
- サットサンガ
- ヨガの集い。サンスクリット語で、「サット」は真理や純粋な物、「サンガ」は同席や集まりを意味する。
- サティヤ
- ヤマ(禁戒)の一つで、自分に偽りなく正直でいること。
- サドゥ
- 流浪の修行者や苦業者の総称。
- サンスクリット語
- 古代インドで用いられていた標準的な文章語。
梵字(ぼんご)とも呼ばれる。使用される文字は地域や時代により違うとされる。 - サンマヤ
- アシュタンガヨガの「ディヤーナ(無心)」「ダラーナ(集中)」「サマディ(三昧)」の三つをまとめた総称で、統制という意味。
- ジバナンダヨガ
- スワミ・ビジヌ・デバナンダ氏(西洋医師のスワミ・シバナンダ氏の弟子)が考案したヨガ。伝統的なヨガを現代向けにアレンジしたスタイルで、世界的に普及している。
「瞑想」「太陽礼拝」「プラナヤマ(2種の呼吸法)」「12のポーズ」の要素を取り入れ、心と体のバランスに働きかける、癒し効果のあるヨガ。 - 真言ヨーガ
- 別名「雄弘(ゆうこう)ヨーガ」として知られる。番場一雄氏がスタイルを確立。
- シヴァ・サンヒター
- 5章からなる、ハタヨガの教本。
- ジニャーナヨガ(ギヤーナヨガ)
- 「知識のヨガ」とも呼ばれる哲学的なヨガ。精神面から鍛え、心身の共に健康に導く。
- シャーラ(シャラ)
- ヨガ教室やヨガスタジオのこと。
- シャットカルマ
- 浄化法。「シャット(=6)」の名の通り、6つの方法がある。残りの5つは、ヴァスティ、カパラバーティ、ドーティ、トラタカ、ナウリ、ネーティである。。
- シターリ
- 丸めた舌を突き出し、息を吸い込む呼吸法。
- シャクティ
- サンスクリット語で、能力や力という意味。
- シャンティ
- サンスクリット語で穏やか、平和という意味。
- スーリヤナマスカーラ
- 太陽礼拝のこと。ヨガの基本的なポーズ。体をほぐし、全身を温めて、脂肪を燃焼する効果があると言われている。「スーリヤ」は、インド神話に登場する太陽神のこと。
- スヴァディシュターナ(スヴァディシュターナ・チャクラ)
- へそ(臍下丹田)の辺りに位置する、第2のチャクラ。内臓や下半身の調子を整える。
- スヴァーディヤーヤ
- アシュタンガ(八支則)の一つで、学習を意味する。ヨガを通して、自己探求をすること。また、ヨガを深く学ぶことも含まれる。
- スワミ
- ヒンドゥー教の僧侶を指す。
- スローフード
- その土地に根差した伝統的な食文化や食材を見直すこと。
- スローライフ
- ライフスタイルにおける考え方の一つで、ゆっくりした生活のことを指す。
- 臍下丹田(せいかたんでん)
- スヴァディシュターナ・チャクラのポイント。
- 禅
- 座禅が基本の修業形態とする大乗仏教の一派。日本では鎌倉時代に禅が伝えられた。
- 鼠蹊部(そけいぶ)
- 太ももの付け根。鼠蹊部にあるリンパ節は重要なポイントで、リンパの流れが滞らないようにする必要がある。リンパの流れを良くするには陰ヨガが効果的。
- ソッダーヤ
- ニヤマ(勧戒)の一つ。読誦(どくじゅ)を指す。怠らず学習をすること。
タ行
- タントラヨガ
- 心身の満足こそが真の幸福であるという思想で、密教的な要素が強いヨガ。タントラヨガが分岐したものがハタヨガと言われている。
- 太陽礼拝
- 別名スーリア・ナマスカール(スーリア・ナマスカ—リ)とも呼ばれるヨガの基本ポーズ。名前の通り、両手を上に延ばし太陽(スーリヤ)を仰ぐポーズが印象的。脂肪燃焼、筋肉や関節をほぐす効果があり、血行促進、自律神経の調整、ストレス解消などに効く。
- タントラ
- サンスクリット語で織物という意味。古代からインドに伝わる聖典および、その実践方法を指す。タントラ(聖典)を基盤に発展したタントラ教がある。
- ダウティ
- シャットカルマの一つで、内蔵(胃・食道・喉など)の浄化法。
- ダーラナ
- アシュタンガ(八支則)の一つで、第6段階。精神を一点に集中させること。
- タ
- 月や陰のエネルギーを指す。
- ダッカ
- 悩みや苦しみのこと。
- タパス
- ニヤマ(勧戒)の一つである。自己鍛錬や苦行のこと。。
- 体幹
- 体の幹になる、胴体の中心部。肩甲骨(けんこうこつ)・肋骨(ろっこつ)・背骨・骨盤と、体幹筋(深層筋と表層筋)から構成されている。深層筋とは、インナーマッスルのこと。
- 丹田(たんでん)
- 人により多少異なるが、下腹部に位置する。一般的におへそから約9センチ下あたり。
- チャンドラナマスカーラ
- 月(チャンドラ)の礼拝(ナマスカーラ)体操のこと。背中を緩やかに曲げ、体を反らす三日月のポーズが印象的。リラックスや腹部の引き締め効果がある。
- チャクラ
- サンスクリット語で「車輪」の意味。ヒンドゥー教のヨガでは、頭部・胸部・腹部のエネルギーが集結するとされるスポットを指す。代表的なチャクラは、ム−ラーダーラ・チャクラ(第1のチャクラ)、スワーディシュターナ・チャクラ(第2のチャクラ)、マニプーラ・チャクラ(第3のチャクラ)、アナーハタ・チャクラ(第4のチャクラ)、ヴィシュッダ・チャクラ(第5のチャクラ)、アージュナー・チャクラ(第6のチャクラ)、サハスラーラ(第7のチャクラ)の7つ。
- チャトゥル
- サンスクリット語で、4を意味する。
- チャネリング
- 神や霊などとスピリチュアルな対話をすること。
- チッタ
- 意識や心のこと。
- デトックスヨガ
- 高温多湿な環境で行うヨガ。汗腺を刺激し、体内にある毒素や老廃物の排出を促す。血流やエネルギーの流れを良くし、ストレス解消や体質改善などの効果がある。姿勢を正し、両足を前後に開いて腰を落とす「英雄のポーズ」は、気軽に出来るのでおすすめ。
- デトックス
- デトックス(detox)は「解毒」を意味する英語。体内に蓄積された毒素を体外に取り除くこと。
- ディヤーナ
- アシュタンガ(八支則)の一つで、第7段階。瞑想。
- ティンシャ
- 別名チベタンベル。伝統的なチベット仏教の法具のこと。場の浄化とヒーリング効果があるとされ、ヨガ教室で終了の合図に使われることがある。
- デーヴィー
- サンスクリット語で女神のこと。
- ドッグヨガ
- 愛犬と共に行うヨガ。愛犬にヨガのポーズをとらせるのではなく、飼い主がヨガのポーズを取りながら愛犬を体に乗せたり抱きしめたりするもの。ペットとの絆を深められ、愛犬と一緒にリラックス出来る。ちなみに、日本ドッグヨーガ普及協会のドッグヨガとニューヨークで広まっているドガ(DOGA)は別物である。
- ドーシャ
- 生命のエネルギーのこと。アユールベェーダでドーシャは、「ヴァータ(風)」、「カパ(水)」、「ピッタ(火)」の3つの要素から成ると考えられている。
- ドリスティ
- ポーズを取る際に定める目線のこと。
- トラタク
- シャットカルマ(浄化法)の一つ。「凝視」を意味するトラタク(Tratak)の名の通り、ロウソクの炎など、一点を見つめて行う瞑想のこと。心を鎮める効果や眼精疲労を和らげる効果がある。
- トリ
- サンスクリット語で「3」を意味する。
- ドロップイン
- ヨガ教室の通い方で、1レッスンごとに申し込む方法。ドロップイン以外の参加の仕方に、月謝制、チケット制がある。
ナ行
- ナーダヨガ
- 別名シタールヨガと呼ばれる音楽を取り入れたヨガ。自然界で発生する音、楽器で奏でる音、自分で出す音(声)を用いて心身に働きかける。音の振動や余韻からヒーリング効果があるとされる。
- ナーダ
- 振動を意味する「ナーダ」。ヨガでは、音のことを指す。
- ナーディ/ナーディ
- 川を意味する「ナーディ」。プラーナと呼ばれる生命のエネルギーが通る道のこと。気道や気脈を指し、体内には72000本のナーディが存在するとされている。主要な3つのナーディとして「スシュムナー」、「ピンガラ」、「イダー」が挙げられる。
- ナウリ
- うねりや大波を意味する「ナウリ」。シャットカルマ(浄化法)の一つで、腹直近を意識的に立てたり、動かしたりすること。食物の消化を良くし、体質改善の効果があるとされる。
- 内観(ないかん)
- 日本で始まった自己観察の方法。
- ナマステ
- 現在でもインドなどで、人に会う時や別れる時の挨拶に使われるサンスクリプト語。「敬礼」を意味する「ナマスと」、「あなたに」を意味する「テ」の複合語。挨拶の仕方は、合掌して軽くお辞儀をするのが一般的である。
- 軟蘇の法(なんそのほう)
- 白隠禅師が説いた瞑想法。頭寒足熱(足の冷えと頭ののぼせを改善する)効果があるとされる。
- 中村天風(なかむらてんぷう)
- 日本のヨガ行者の先駆者。インドでのヨガ修行を経て、患っていた肺結核が治癒したと言われている。
- ニーマルヨガ
- 呼吸法、アサナ(ポーズ)、食生活、前向きな思考を大切にし、心と体に深い安らぎをもたらせニーマルのような状態に導くヨガ。創始者はニーマル・ラージ・ギャワリ氏。
- ニヤマ
- アシュタンガ(八支則)の一つで、第2段階。勧戒のこと。自分が行うべき5つの項目は「シャウチャ(清浄)」、「サントーシャ(満足)」、「タパス(苦行)」、「スヴァーディヤーヤ(学習・読誦)」、「イーシュヴァラ・プラニダーナ(祈念)」である。
- ニーマル
- サンスクリット語で静水を意味する。
- ネーティ
- シャットカルマ(浄化法)の一つで、鼻の洗浄のこと。片方の鼻腔から通した紐を口の中から引っ張り出す方法や、水で浄化する方法がある。生理食塩水による鼻うがいは、花粉症やインフルエンザなどの感染予防にも効果がある。
- ネティポット
- 鼻うがいのための道具。先端が細いアラジンのランプの様な形をしており、容量500mlのサイズのものが多い
ハ行
- パートナーヨガ
- 名前の通りパートナーとペアになって行うヨガ。「ペアヨガ」や「カップルヨガ」とも呼ばれている。ハタヨガをベースに、ヨガセラピーやタイ式マッサージなども取り入れている。2人1組で行うことで、1人で行うヨガとは違った体験や、相手との絆を深めることが出来る。親子や友人はもちろん、恋人と行うのもおすすめ。
- バクティヨガ
- インドで最も知られているとされるバクティヨガ。思考、感情、行動など、全てのものを神や導師に捧げる、信愛のヨガ。ヒンドゥー教の神々の名前を唱えたり賛美歌を歌ったりしながら行うことで、ストレス解消やリラックス効果があるとされている。
- ハタヨガ
- ヨガの元祖。サンスクリット語で力や強さを意味する「ハタ」から「力強いヨガ」と解釈される。ハタヨガは、姿勢(ポーズ)や呼吸法(プラーナーヤーマ)を中心としており、あまり激しくない動きで適度な運動量なので、老若男女向け。健康促進と集中力アップの効果がある。ハタヨガの起源は諸説あるが、紀元後10世紀頃にゴーラクシャナータ氏(ヒンドゥー教徒)に作られた説と、インドの密教徒達に作られた説が有力。
- ハタヨガ・プラディーピカー
- スヴァトマーラーマによって14世紀に書かれたとされる、ハタヨガ最古の文献。
アーサナ(第1章)、プラーナーヤーマ(第2章)、ムドラー(第3章)、ラージャ・ヨーガ(第4章)で構成されている。「シヴァ・サンヒター」「ゲーランダ・サンヒター」と並び、ハタヨガの三大教本の一つ。 - ハリウッドヨガ
- フィットネスクラブが考案した、エアロビクス要素を取り入れたヨガ。音楽に合わせてリズミカルに行うヨガで、ハリウッドセレブ達に「美と健康」を追求するエクササイズとして人気。ダイエット効果、体の歪み改善、筋肉の鍛錬、メンタルケアなどの効果が期待出来る。難しい技術がいらないので初心者におすすめ。
- ハワイアンヨガ
- ウクレレの音(ハワイアンミュージック)や波の音を聞きながら、リラックスして行うヨガ。
体の免疫力や自然治癒力の向上、基礎代謝の促進効果がある。 - パワーヨガ
- アシュタンガヨガを現代人向けにアレンジしたヨガ。筋肉トレーニングと瞑想に重点を置いており、連続して流れるように「動」と「静」のポーズを取る。体を鍛えて引き締めるので、スタイルアップやダイエット効果がある。初心者でも始めやすい。
- バクティ
- サンスクリット語で、信愛、絶対的な愛という意味。
- ビクラムヨガ
- ビクラム・チョードリー氏が創案した温度約40度・湿度約40%の室内環境で行うヨガ(元祖ホットヨガ)。2つの呼吸法と26種類のハタヨガのポーズを取り入れており、筋肉や身体内部の機能強化、集中力アップ、心身のバランスを整える効果がある。
- ピラティス
- ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス氏によって始められた、エクササイズ。ヨガを参考にして作ったリハビリのためのトレーニングであり、筋力強化、身体のストレッチ、バランス強化を目的としている。
- ピンガラ(ピンガラ管)
- 右の鼻孔から尾てい骨までのプラーナの通り道。スシュムナーを中心に、イダーと対になる気道。
- ブリーズィングヨガ
- ハタヨガをベースにし、呼吸に重点を置いたヨガ。新陳代謝アップや心身のバランスを整える。
- 腹式呼吸
- 胸部を動かさず、横隔膜を上下に動かす呼吸法。お腹を膨らませながら鼻から息を吸い、口から息を吐いてお腹をひっこめる腹式呼吸は、血流や代謝を良くし、ストレスの軽減、リラックス効果がある。初心者は、仰向けに寝転がって呼吸するとやりやすい。
- ベビーヨガ
- ママ(パパ)と赤ちゃんが一緒に行う親子ヨガ。ベビーマッサージをしたり、抱っこしたり、赤ちゃんを体に乗せて遊びながらポーズを取るエクササイズ。赤ちゃんとのスキンシップを通して絆を深める効果がある。
- ベジタリアン
- ベジタリアン(Vegetarian)は、畜肉を食べない方たちのこと。植物性食品のみの食事をする「ビーガン/ピュア・ベジタリアン」、植物性食品・乳製品を食べる「ラクト・ベジタリアン」、植物性食品・乳製品・卵を食べる「ラクト・オボ・ベジタリアン」などに分類される。
- ホットヨガ
- 室温40度前後、湿度55%以上の高温多湿な環境で行うヨガ。大量の発汗によるデトックス効果、ストレス発散、血行改善効果がある。体の柔軟性が高まる暖かい環境では、無理なく筋繊維を伸ばせるので初心者にもおすすめ。
マ行
- マタニティヨガ
- 妊娠中の女性のためのヨガ。産前産後の不調を整え、出産に向けての体づくりに役立つ。
また、出産に対する不安を和らげ、リラックス効果がある。 - マントラヨガ
- 心の中か、声に出して、マントラを唱えるヨガ。集中力を高める効果がある。マントラの音や振動は、チャクラ(心理エネルギーの中心部)の活動を目覚めさせる効果があるとされている。
- マニプラ(マニプーラ・チャクラ)
- みぞおち(おへその後ろ)あたりにある第3のチャクラ。消化器系臓器や感情のコントロールに関係する。サンスクリット語で「宝石の街」という名のマニプラは、エネルギーの方向性を決める、パワー発電所的な役割。マニプラのバランスが整うと、心のエネルギーが強まり、自信がわいたり、判断力が高まったりする。
- マハーバーラタ
- 作者不明の、インド2大叙事詩の1つとして知られる。世界の始まりを起点に、パーンダヴァ族とカウラヴァ族の争いを中心に描いた物語。
- 卍(まんじ)
- 仏教やヒンドゥー教で用いられる吉祥の印。左まんじと右まんじがある。現在日本では、左まんじ(卍)が寺院を表す地図記号として使われている。
- マンダラ
- サンスクリット語で丸いという意味。曼荼羅、および曼陀羅とも表記する。日本では、仏教の世界観を描いた絵画などのことを示す。
- マントラ
- サンスクリット語で、言葉や文字という意味。讃歌、呪文、真言などを指す。ヨガでは、心の中か、声に出して唱える、音節やフレーズのこと。
- マクロビオティック
- 桜沢如一氏が考案した、穀物、野菜、海藻などの日本の伝統食を主とした食事法。
生まれ育った土地の旬のものを食べる「身土不二」と、食材は皮や葉なども丸ごと残さず食べる「一物全体」の二大原則がある。食材および調理法には、「陰」と「陽」があり、陰陽のバランスが大切という考え方。
- ミトラ
- サンスクリット語で仲間を意味する。また、インド神話における神のこと。この言葉から派生した「慈」を意味する「マイトリー」という言葉がある。
- ムラダーラ/ムーラーダーラチャクラ
- 7つのチャクラの1つで、脊髄の根本、会陰部に位置する第1チャクラ。別名、ルートチャクラ、ベースチャクラと呼ばれる。生命の基本的なエネルギーを司る重要なチャクラ。
- ムーラ・バンダ
- 会陰部を締めること。ムーラはサンスクリット語で根を、バンダは締めつけることを意味する。
- ムドラー
- 手印や指の形。ハタヨガでは、宇宙エネルギーを取り入れる重要なテクニック。
- 瞑想(めいそう)
- 英語ではメディテーション(Meditation)、サンスクリット語ではディヤーナと呼ぶ。
静かな場所で楽に座り、目をつぶって呼吸に意識を向け、心を集中させる。ヨガでは座禅を組んで行うことが多い。セルフコントロールや集中力を高める効果がある。
- モークシャ
- 俗世間の苦しみや悩みからの解放。
- モディフィケーション
- 自分の体の状態や柔軟性に合わせ、無理なく出来るようポーズを少し変えること。または、変えたポーズのこと。
- モヘンジョ・ダロ
- パキスタンに位置する、インダス文明の都市遺跡。当時約3〜4万人が居住していたと推測され、インダス文明では最大級の規模。学者が調査するまで、地元民に「モヘンジョ=ダロ(死の丘)」として恐れられ、足を踏み入れてはいけない領域だった。遺跡から出てきた印章などに、座って瞑想しているような像彫られていたので、当時すでにヨガ(のようなもの)があったと考えられている。
- 沐浴
- サンスクリット語で「スナーナ」。聖地の水に触れ、洗い清めることで、罪や穢れを洗い流してくれると信じられている。ヒンドゥー教徒にとって、ガンジス川(ガンガー)が最大の聖地である。
ヤ行
- ヤントラ
- 象徴的な幾何学図形が描かれた図像で、瞑想の補助具として使われている。人々の祈りがより強く、より早く神に届くようにサポートし、幸運を引き寄せると信じられている。
- ヤマ
- 人や社会に対して行うべきではないことを指す。禁戒(きんかい)。アシュタンガ(八支則)の第1段階。
ヤマには、アヒンサ(暴力をふるわない)、サティア(嘘をつかない)、アステーヤ(盗まない)、ブラフマチャリヤ(色欲に溺れない)、アパリグラハ(執着しない)の5つがある。
- ユジュ
- サンスクリット語で、馬や牛などの家畜を車につなぐ軛(くびき)のこと。「つなぐ・結ぶ」意味を持つ「ユジュ」は、心と体、神と魂などを結ぶ「ヨガ」の語源となった。
- ユガ
- 瑜伽(ユガ)。サンスクリット語のyoga(ヨガ)を音写した言葉。
- ヨガ(ヨーガ)
- アーサナ(ポーズ)、プラーナーヤーマ(呼吸法)、瞑想を組み合わせた修行法。発祥地は古代インドとされる。心身の鍛錬やリラックス効果などがあり、現在では美と健康を保つためのエクササイズとして人気がある。ヨガは、ユジュの派生語。
- ヨギックアーツ
- ダンカンウォン氏が確立したヨガ。ヴィンヤサ・ヨガをベースに、武道(マーシャルアーツ)とタイマッサージの要素を組み合わせたもの。
- ヨガ・スートラ
- 4章からなる、ヨーガ学派の根本経典のこと。2〜4世紀前後に成立したとされる。
- ヨガマット
- ヨガを行う際に敷くマット。身体の保護や、(床面からの)冷えを防ぐなどの効果がある。
ヨガマットの大きさ、厚み、素材、デザインは多種多様。値段は千円前後から、高額なものまでピンきり。初心者には、畳一畳分程度の大きさで、厚さ6mmのマットがおすすめ。 - ヨガブロック
- ヨガのポーズを取る際、サポートしてくれる補助道具。床に手が届かない体の硬い方も、無理なくポーズが取れるお役立ちグッズ。ブロックの向きを変え、ロウ・ミドル・ハイの3段階に高さを調節して使う。
- ヨガエイド
- ヨガのチャリティーイベント。2006年にオーストラリアでヨガエイドチャレンジ(チャリティー基金)が始まり、今では日本をはじめ12ヶ国でチャリティーイベントが開催されている。
- ヨギー(ヨーギ/ヨギ)
- ヨガ行者のこと。
- ヨギーニ(ヨーギン/ヨギニ)
- 女性のヨガを行う女性。
- 用賀
- 東京都世田谷区の町。勢田郷(現在の真福寺)でユガ(瑜伽)が行われていたことから、ヨーガ(yoga)に由来した地名が付けられたという説がある。
ラ行
- ラージャヨガ
- 瞑想がメインの古典的なヨガ。「ラージャ」は王を意味するため、「王様のヨガ」とも呼ばれる。聖者パタンジャリ著の「ヨガ・スートラ」を軸にしている。瞑想でリラックスした状態で自己探求をし、精神面に働きかけるスタイル。
- ラフターヨガ(ラフティヨガ)
- 別名、笑いヨガと呼ばれる、ヨガと笑いを組み合わせたエクササイズ。「ラフター (laughter)」とは、英語で「笑い」を意味する。
声を出しながら笑い、体内に新しい酸素を取り入れる笑いの体操。老若男女、誰でも気軽に出来るのが特徴。リラックス効果がある。 - ラーマ
- インドの英雄詩「ラーマーヤナ」に登場する、バラ色の瞳をした主人公。
- ラーマーヤナ
- サンスクリット語で書かれた、全7巻からなる古代インドの大長編英雄詩。「マハーバーラタ」と共に、インド2大叙事詩とされる。「ラーマ王行状記」と訳される。
- ラクシュミー
- ヒンドゥー教の女神で、最高神の一人であるヴィシュヌの妻。美と幸運と豊穣を司る。
- リストラティブヨガ
- プロップと呼ばれるポーズを補助する道具を用い、安定したポーズをとるヨガ。ストレスを軽減し、リラックスや疲労回復効果がある。
- リラックスヨガ
- 初心者でも無理なく出来るヨガ。心身とへのリラックス効果があり、寝る前に行うと安眠に導いてくれる。
- リリアヨガ(リリヤヨガ)
- 指ヨガ。全身を使ったヨガ並みの効果があると言われている。
- リグ・ヴェーダ
- ヴェーダ語で書かれた、古代インドの聖典「ヴェーダ」の一つ。「リグ」は讃歌を意味する。
- リトリート
- 日常生活から離れ、山や海などの自然に囲まれた空間で行うヨガ。国内外でリトリートヨガ(合宿)が行われている。
- リシケシ
- インド北部にある、ヨガの聖地。
- ルーシーダットン
- タイの伝統医学の一つと知られる、自己整体法。
- レーチャカ
- 空気を吸う動作。
- レーチャカクンパカ
- 息を吐く動作。
- ローフード
- 加工をしていない生の食材を使った食品。または、ローフードを摂取する食生活そのもののこと。
- ロハス
- 環境保護や健康な生活に高い関心を持つ人々のライフスタイル。欧米を中心に注目されている。
「LOHAS」(Lifestyle Of Health And Sustainabilityの略)と表記される。
ワ行
- ワークショップ
- 単発的もしくは定期的に行われる参加型の講座。国内外から特別な講師を招くことや、いつもとは違うイベントを実施することがある。